山本愛子

『東大病院 ホスピタルアートプロジェクト』

Concept

東京大学医学部附属病院の待合室に、私の作品《内景》を常設設置していただきました。全11点、外来診療棟の1Fと2Fの待合室に展示されています。またお披露目と共に、病院長の田中栄先生と対談をさせていただきました。作品には、東大の敷地内で採集した植物も染料として一部使用しています。

プロジェクト概要

Overviews

プロジェクト実施年 2025
場所 東京大学医学部附属病院 外来診療棟 1F 2F 待合室
主催 東京大学医学部附属病院
コーディネート アートフロントギャラリー
プロジェクト実施年 2025
場所 東京大学医学部附属病院 外来診療棟 1F 2F 待合室
主催 東京大学医学部附属病院
コーディネート アートフロントギャラリー
《内景 - Inner Landscape》2025
外来診療棟2F。長い廊下を活かし、手前から奥にかけて、緑が明るくなるようなグラデーションを施しています。このグラデーションは、1Fにも続いています。作品が単独で成立しながら、同時に空間全体に統一感を持たせることを意識して制作しました。
壁面には、案内板、手すり、スイッチ、窓や医療器具など様々な機能を持ったものがあります。その隙間を縫うように、作品のサイズや場所を調整していきました。
何より、待合室で待つ方に安心と癒しの存在になるように意識して制作を進めました。
ホスピタルアート導入プロジェクト報告会(2025年7月)の中で、病院長の田中栄先生との対談をさせていただきました。
AKIRAとナウシカの漫画を紹介する田中先生。共通の趣味で話に花が咲きました。
報告会の後は作品鑑賞ツアーを行いました。病院の関係者の方、近隣の方、東大医学部の学生の方、メディア関係の方などがいらっしゃいました。

「東大病院 ホスピタルアートプロジェクト」は、お声がけいただいてから一年以上かけ、東大病院のワーキンググループの皆様と対話を重ね進めてまいりました。病院長の田中栄先生をはじめ、ワーキンググループの皆様、そして今回コーディネートしていただいたアートフロントギャラリーの皆様に大変お世話になりました。多忙な日々の中でこのホスピタルアートプロジェクトに情熱と時間を注いでくださったことに、心より感謝しています。

『東大病院 ホスピタルアートプロジェクト』

@ 東京大学医学部附属病院(東京) 2025

Hospital Art Project

@ The University of Tokyo Hospital, Tokyo2025

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